2024/03/01 13:41

夫の母から味噌作りを受け継ぎ、それを店舗で販売しようと考え始めたのは、今から10年近く前、まだこども園で調理員として働いていた頃でした。


その後退職して店を立ち上げたのは2020年4月のこと。味噌を買ってもらうには、まずお味噌汁で味見をしてもらおう!と言う訳で相棒として選んだのは「おにぎり」でした。



オープン当時から、色々なメディアで取り上げて頂けたんですが・・・。
味噌汁より「おにぎり」が注目され、いつしか「おにぎり屋さん」と呼ばれるようになりました。
喜んでもらえればそれでも良いかと思っていましたが、でも肝心の味噌はあまり売れず仕舞いでした。

「なんのために仕事を辞めてまで、私はこの店を立ち上げたんだろう?」
母の味噌が美味しいから。
この味が私の代で絶えてしまうのはもったいないから。
味噌作りに専念したいから。

だから仕事を辞めたはず。
やはり、おにぎり屋さんをやる必要はないんじゃないんだろうか?

悩みに悩んで、おにぎりの提供を辞め「味噌とみそ汁の店」に舵を切ったのは一昨年の暮れの事でした。
おにぎり目当てのお客様方はもちろん来なくなりましたから、今でもあの決断が本当に正解だったかは分かりません。

でも今こうして味噌の事だけに集中していられるので、たとえランチのお客様が減ってしまったとしても、あれで良かったんだと思っています。
(おにぎりを喜んで下さっていた皆さま、ごめんなさい)

これからも母の味を受け継ぎつつ、より美味しい味噌を目指して、精進して参ります!